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LIONのTPICK ~バーの未来~

皆さんこんにちは!

BEER BAL LIONの更新担当、中西です!

 

LIONのTPICK

~バーの未来~

 

“お酒を出す場所”から“時間をデザインする場所”へ。これからのバーは、多様な飲み方・安全性・環境配慮を軸にアップデートが進みます。実務に落とせる形で、方向性と設計ポイントをまとめました。


1|時代背景:変わる“飲み方”

  • ロー/ノンアルの常設(平日・連日でも楽しめる選択肢)

  • 体験価値の重視(音・光・香り・物語)

  • キャッシュレス/予約・会員制の普及で常連の可視化

  • 安全・コンプラ期待の上昇(年齢確認、過度提供防止、ハラスメント対策)


2|5つの設計キーワード

  1. ハイブリッド運営
    昼=コーヒー&軽食/夕方=アペロ/夜=バー。席稼働を一日で積み上げる

  2. 三層メニュー
    クラシック(誰でも)/シグネチャ(店らしさ)/ノンアル(同等クオリティ)。

  3. オーディオ&ライティング
    耳と目の“解像度”が滞在満足を決める。音圧は会話が崩れないレンジで統一。

  4. サステナブル
    シトラス皮の再利用、ドラフト・プレバッチで廃棄とブレ低減。

  5. セーフティ・ホスピタリティ
    年齢確認・提供量管理・帰宅手段の提示・アンチハラスメントの掲示。


3|3つのモデル(組み合わせも可)

A. リスニングバー(Hi-Fi × 小皿)

  • 着席制・時間枠でRevPASH(席時間あたり売上)を最適化。

  • アナログ~ハイレゾまで“選曲=体験”。低アル・ノンアルを半数ラインナップ。

B. おまかせカクテルカウンター(8席前後)

  • 完全予約・コース設計(季節6杯+小皿)で粗利と体験の両立。

  • 物語設計:産地・技法・器のストーリーを一続きに。

C. ネイバーフッド・パブ2.0

  • 手頃な価格×早い提供。ドラフト/プレバッチで回転を上げる。

  • コミュニティ運営(読書会、ボードゲーム、昼はワークテーブル)。


4|メニュー&オペの“勝ちパターン”

  • 価格三段階:入門/主力/限定。原価率を帯で管理(例:25%/22%/28%)。

  • ノンアルは“引き算”でなく“別ジャンル”:ビターノンアル、スパイス、発酵、ティーベース。

  • ドラフト&プレバッチ:均一品質+提供10秒台。繁忙時に強い。

  • アレルゲン/糖分表記で安心を見える化。


5|空間と導線

  • カウンター主役:手元が“舞台”。製氷・グラス・ガーニッシュを最短動線に。

  • :顔はやわらかく、グラスは立つ(2700–3000K+スポット)。

  • :会話を邪魔しない音圧に固定、吸音で反響を抑える。

  • におい:香水・調理臭の衝突を避ける換気計画。


6|安全・コンプライアンス“最低限”

  • 年齢確認、提供量の見える化(杯数ログ)

  • 過度な勧誘・誤認を生む表示の禁止(料金は多重掲示)

  • 迷惑行為の通報手順と退店ルールを掲示

  • スタッフ教育:酔客の断り方台本/ハラスメント対応


7|サステナブル運用

  • ゼロウェイスト設計:皮→シロップ/ピールパウダー、果肉→スカッシュ、端材→ガーニッシュ乾燥。

  • ローカル調達:季節果実・クラフト・茶葉。

  • 省エネ:氷管理、インバータ冷機、LED・タイマー。


8|数字で見る運営KPI(目安)

  • RevPASH(席×時間):客単価×回転率で設計。

  • ミックス:ノンアル比率20–30%、フード比率20–40%。

  • コスト:飲料原価22–28%/フード30–35%、人件費25–30%、家賃10%前後。

  • 再来率・会員比率:月次でトラッキング。


9|90日アクションプラン

  • 0–30日:現状KPIと客層分析/ノンアル&ローABVの試作会

  • 31–60日:ドラフト・プレバッチ導入、料金掲示と安全ポスター整備

  • 61–90日:音・光の微調整→ソフトリニューアル/会員制を試験運用


10|コピー例(使い回しOK)

  • 飲まない夜も、満ちていく。

  • 音と一杯、60分の旅。

  • 低アルでも“手抜きゼロ”。


これからのバーは、体験設計×安全運用×サステナブルで“また来たくなる理由”を増やすこと。
メニュー三層化・ドラフト/プレバッチ・音と光の最適化・可視化された安全——この4点を押さえれば、収益と評判は同時に伸びます。最初の一歩は、ノンアルの常設強化料金表示の再設計から。

 

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